陥入爪の原因とは？

• 深爪

爪の切り方が誤っていると、陥入爪の発生リスクが高まります。爪を深く切りすぎたり、ラウンドカット（バイアスカット）の状態が続くと、爪の端が皮膚の内部に食い込み、歩くたびに爪に皮膚からかかる負担が大きくなります。正しい爪の切り方を意識しましょう。

• 足に合わない靴

足に合わない靴を履くことも陥入爪の原因となります。特につま先部分が細いハイヒールやきつすぎる靴を履き続けると、足の爪が圧迫され、曲がったり皮膚に食い込んだりし易くなります。足のサイズに合った靴を選ぶことが大切です。

• 浮き指

浮き指とは、足の指を地面につけずに歩く状態のことを指します。浮き指になると、足の爪に適切な圧力がかからず、爪が曲がりやすくなります。これが巻き爪の状態を引き起こし、陥入爪のリスクを高めます。適切な歩き方を意識して、浮き指を改善しましょう。

• 外反母趾・強剛母趾

足に異常がある場合、陥入爪のリスクが増します。足が変形していると、足の爪に正常な圧がかからず、爪が変形して皮膚に食い込む可能性が高まります。外反母趾や強剛母趾の治療によって陥入爪を改善できる場合もあります。

• オーバーサイズネイル

先天的に爪の大きさが指と比べて大きい場合、オーバーサイズネイルと呼ばれます。この状態を放置すると、爪が指の皮膚に埋まり陥入爪になる可能性があります。オーバーサイズネイルの改善には専門的な治療が必要です。

• その他の原因

陥入爪の他の原因として、怪我や爪水虫、体重増加による爪への圧迫、糖尿病の可能性などが考えられます。これらの原因を取り除くことで、陥入爪の症状改善が期待できます。