マニキュアと巻き爪の関係性

一つ目は、除光液の使用によって爪が乾燥してしまうことです。

除光液に含まれるアセトンは、爪や皮膚の水分を蒸発させる作用があります。

これによって爪の強度が下がり、外部からの刺激を受けやすくなります。

アセトンを含まない除光液を選ぶか、爪をしっかり保湿することが大切です。

二つ目の理由は、マニキュアを塗っている期間に爪の状態を見えにくくし、爪を長く伸ばしてしまいがちになることです。

爪を放置して長く伸ばしすぎると、爪先が変形して巻き爪になりやすくなります。

定期的にマニキュアをオフして爪の状態を確認し、適切なケアを心掛けましょう。

まずは、ベースコートを塗ることが重要です。

ベースコートは爪を保護し、外部からの衝撃を和らげます。

パソコン作業や水仕事などによる爪へのダメージを軽減し、巻き爪のリスクを減らすことができます。

また、マニキュアのオフにはアセトンが入っていないアセトンフリーの除光液を使用することをお勧めします。

ただし、アセトンフリーの除光液でも爪を傷める可能性があるので、成分を確認して選ぶようにしましょう。

爪の形や長さにも気をつけ、スクエアオフの形に整えることでマキ爪を防止できます。

さらに、爪の保湿も欠かせません。

ハンドクリームやキューティクルオイルを使用して爪を根本から裏までしっかりと保湿しましょう。

特に爪の生え際部分に潤いを与えることで、新しい爪が丈夫に成長しやすくなります。

お風呂上がりが保湿に適したタイミングです。そのタイミングでしっかりとケアしてください。

もしも既に巻き爪になっている場合は、基本的にマニキュアを控えるのが賢明です。

ダメージを受けた爪にマニキュアを塗ると、さらなる悪化の恐れがあります。

まずは自爪のケアに専念し、コンディションが整った後にマニキュアを楽しむようにしましょう。

正し、巻き爪矯正器具を使用しながらマニキュアを楽しむ方法もあります。

当院では、透明な補正器具を取り付けるため殆ど目立ちません。

さらには、爪表面に凹凸がないため靴下やストッキングも心配なく、ネイルを楽しむこともできます。