巻き爪の初期症状とは？

巻き爪の前兆や初期症状には、爪への痛みやカーブの変化、爪の切りづらさなどがあります。これらの症状が現れた場合、巻き爪の可能性が考えられます。巻き爪を放置すると、炎症や痛みが悪化するリスクがあるため、早めの対応が必要です。

ここでは、巻き爪の前兆や初期症状について紹介します。

まず、爪のカーブがきつくなるという症状があります。本来、爪は穏やかなアーチ状の形状を持っていますが、巻き爪になるとカーブが急になります。進行すると、爪は内側に丸まった形状になります。以前と比べて爪のカーブがきつくなったと感じる場合は、巻き爪を疑ってみましょう。

次に、爪を切るのが難しくなる症状です。以前よりも爪を切るのが困難に感じる場合、爪が巻いてきている可能性があります。巻き爪になると爪のカーブがきつくなるため、一般的な爪切りでは爪を切ることが難しくなります。

さらに、つま先に痛みを感じることも巻き爪の前兆となります。爪が内側に巻いて皮膚に刺激を与えることで痛みが生じます。また、巻き爪になると爪の中央部分が高くなるため、靴による圧迫で痛みを感じることもあります。

爪を深く切りすぎると、爪の先端が皮膚に食い込み、陥入爪と呼ばれる状態になる可能性があります。巻き爪と陥入爪が併発している場合は、炎症による痛みや腫れ、赤みが悪化するため注意が必要です。

これらの症状が現れた場合、陥入爪を発症している可能性も考えられます。陥入爪とは、爪が皮膚に食い込み炎症を起こしている状態を指します。爪の先端が巻かずにつま先に痛みを感じる場合は、深爪などにより爪の端が皮膚に刺さっている可能性があります。痛みを軽減するためには、早急に病院を受診する必要があります。

また、爪が巻き込まれており、痛みが生じている状態で皮膚に刺さっている場合は、巻き爪と陥入爪が同時に発生している可能性があります。その場合も、強い痛みや腫れ、赤みが生じることがあります。

巻き爪の前兆や初期症状を知ることはとても重要です。爪のカーブがきつくなったり、つま先に痛みを感じる場合は、巻き爪が進行している可能性があります。巻き爪の症状を悪化させないために、爪の切り方や適切な靴の選択などの見直し、セルフケアによる爪の形状へのアプローチが必要です。早めの対策をとり、巻き爪を予防しましょう。